おらが語(dialect)研究

方言・弁から、言葉の由来や意味や地域を知ることで、言葉を深く理解したいと思っています。

だご汁

熊本県

熊本県

だんご汁

だんご汁(すいとん


 

一般用語は

すいとん(だんご汁)

 

英語では

dumpling(小麦粉の生地を小分けにして茹でたもの)

 

だんご汁?

だんご汁」は、小麦粉で作った平たい麺や団子を、ごぼう、にんじん、しめじ、豚肉を、味噌仕立ての汁で煮る料理のこと。

簡単に作れて腹持ちがよく、栄養価も高いことから、元々は日々忙しい農家で食べられていた料理だが、今では熊本県を代表する郷土料理の一つとなったようです。

阿蘇市を東西に貫く国道57号線沿いにはだご汁を提供する店が特に多く、『だご汁街道』とも呼ばれているとか。

 

すいとん

すいとん」とは、小麦粉を練った生地を手でちぎり、丸めたり、さじですくって、汁の中に落とし、じゃがいも、にんじん、豚肉などと共に煮る料理のこと。

 

由来

大分県熊本県の郷土料理として知られ、

大分県では「だんご汁」、

熊本県では「だんご」を「だご」と呼ぶことから「だご汁」と言うそうです。

 

関西から東日本にかけては「すいとん」、

青森県岩手県では「ひっつみ」、

山陽・四国から九州にかけては「だんご汁」、

九州の中でも佐賀、熊本、宮崎、鹿児島あたりが「だご汁」と言うそうです。

 

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約400年前、剣豪・宮本武蔵が、熊本を2度襲った大地震のあとなぜ熊本への移住を決意したのか、新解釈のもと、コミカルかつ感動的なストーリーで表現しています。

武蔵役は宇梶剛士さんのようですね。

熊本といえば馬刺し。動画中でも「宮本武蔵」を「宮本馬刺し」と言うシーンもありますw